国内大手化学系企業・昭和電工から以下のようなリリースがありました。
昭和電工が2022年9月下旬に開催予定の臨時株主総会で承認されれば、2023年1月を目途に持株会社体制へ移行する、といったものです。
いろいろ書いてありますが、簡単に書くと
昭和電工(株) ⇒ (株)レゾナック・ホールディングス
昭和電工マテリアルズ(株) ⇒ (株)レゾナック
になる、という感じです。
昭和電工といえばゴム関係ならショウプレン(クロロプレンゴム)やショウブラック(カーボン)、接着剤関係ならカレンズシリーズ(2級チオール化合物)をはじめ、他にも様々なアイテムを広く販売している会社です。
新体制になった際にはこれらの事業関係はレゾナックとなる昭和電工マテリアルズに引き渡し、自身はレゾナックの持株会社として経営方針、販売戦略などのブレーンを担当する役割になるということでしょう。
これらに変更しようとする背景なども記載されていますが、個人的には「単に昭和電工っていう古臭い名前を変えたかっただけでは」とかしょうもないことが思い浮かびました。
レゾナック(RESONAC)という名前は「共鳴する・響き渡る」を意味するRESONATEとChemistryのCを組み合わせた、とありますが、カタカナで書くと安っぽいベンチャー、中小企業感があるというか……
馴染めば印象も変わってくるかもしれませんが。
しかし、数年前に日立化成が昭和電工マテリアルズに名前を変えたのに、またもう違う名前に変わるってのは、昭マテに勤めている社員さん的にはどんな気持ちなんでしょうね…?