第22回: 油展ポリマーとは?

油展ポリマーとは? 油展ポリマーとは、ポリマーにすでにオイルが含侵されているものになります。ほぼEPDMにしか見られません。 三井化学のEPTの品番⇒末尾に “E” が付いています。 ENEOSマテリアル(旧JSR)のE… 続きを読む 第22回: 油展ポリマーとは?

過酷な環境下で使用! 製鉄用ゴムロールとは?

ゴムロールとは? ゴムロールとは文字通り「ゴムで出来たロール」です。 鉄の芯材にゴムを巻き付けて加硫し、その後、場合によってはロールの表面にコーティングなども行い作られます。 鉄芯へのゴムの巻き方は圧延したゴムを人力で巻… 続きを読む 過酷な環境下で使用! 製鉄用ゴムロールとは?

第21回: ゴムの調色とは?

ゴムの調色とは? 一般的に産業用に使われるゴム製品(タイヤやゴムホース、防振ゴム等)は配合中に補強材であるカーボンブラックが用いられるため黒色をしています。しかし、世の中には黒色以外のゴム製品も多数あります。例えば靴底と… 続きを読む 第21回: ゴムの調色とは?

第20回: ゴムの難燃性とは?

ゴムの難燃性の規格とは? ゴムの難燃性についての規格というのは、アメリカのUnderwriters Laboratories社が認定するUL94規格というのが用いられるのが一般的です。詳細は省きますが、これはゴムやプラス… 続きを読む 第20回: ゴムの難燃性とは?

第19回: ゴムの練りパターンとは?

ゴムの練りパターンとは? 第16回では混練りについて、第17回ではミキサーへの原材料の充填率について書きましたが、今回は「どういう練り手順でゴムコンパウンドを製造するのか?」という内容になります。 これについては、言って… 続きを読む 第19回: ゴムの練りパターンとは?

第18回: ミキサー充填関係の計算について

以前、旧ブログの方で充填率についての記事をあげた際に「比重や硬度をどのようにニーダー容量に換算するのか、具体的な計算例を」とのコメントを頂きました。こちらのブログの方でも書いておきたいと思います。 必要なのは重量⇒体積へ… 続きを読む 第18回: ミキサー充填関係の計算について

第17回: 充填率とは?

充填率とは? 第16回のゴムの混練りについての記事ではミキサーと呼ばれる機器でゴムを練るのが基本と書きました。ではこのミキサーにどれくらいの量の原材料を入れて混練りするのか? これが充填率になります。 ミキサーはそれぞれ… 続きを読む 第17回: 充填率とは?

第16回: ゴムの混練りとは?

ゴムの混練りとは? 私たちの身近にあるゴム製品というのはポリマーやカーボン、シリカのような補強材、オイル・可塑剤、老化防止剤、などなど、様々な配合材の組み合わせで出来ています。これら複数の配合材を混ぜ合わせて一体化し、ゴ… 続きを読む 第16回: ゴムの混練りとは?

第15回: ゴムにおけるステアリン酸とは?

・ゴムにおけるステアリン酸とは? 前回はゴムにおける酸化亜鉛の役割について書きましたが、今回はゴムにおけるステアリン酸の役割についてです。 第14回: ゴムにおける酸化亜鉛とは? ステアリン酸は炭素数18の脂肪酸です。 … 続きを読む 第15回: ゴムにおけるステアリン酸とは?

第14回: ゴムにおける酸化亜鉛とは?

・酸化亜鉛の種類は? これまで紹介した通り、ゴムの配合剤というのは数多くあるのですが、その中でも「酸化亜鉛」と「ステアリン酸」についてはほぼどんなゴム材料にも入っていると思ってもらって構いません(もちろん例外もありますが… 続きを読む 第14回: ゴムにおける酸化亜鉛とは?