ゴムの試験とは? ゴムで行う試験項目はJISに記載されていますが、ゴムが様々な用途に使われる材料だけあってその試験項目も数が多いです。未加硫ゴムについてはムーニー・スコーチくらいしか規定されていませんが、加硫ゴムが多いん… 続きを読む 第13回: ゴムの試験とは?
カテゴリー: ゴム材料の基礎
第12回: オイル(可塑剤)とは?
オイル(可塑剤)とは? カーボンブラックやフィラー(シリカ、クレー等)のような補強材とは逆に、ゴム材料の粘度や硬度を低下させるのがオイルや可塑剤と呼ばれる配合材です。 一口にオイルと言っても鉱物油、天然油、極性油など種類… 続きを読む 第12回: オイル(可塑剤)とは?
第11回: フィラーとは?
フィラーとは? フィラーとは「充填材」のことで、ゴムでは主に下記のような白色の粉体が多く使われるので「白色フィラー」なんて言ったりもします。 ゴムで使われる主なフィラー シリカ 炭酸カルシウム クレー タルク 水酸化アル… 続きを読む 第11回: フィラーとは?
第10回: 老化防止剤とは?
老化防止剤とは? 老化防止剤(老防)とはゴムの劣化(熱、オゾン、紫外線etc…)を抑制する働きのある薬品類になります。プラスチックなどの樹脂類に配合される場合は「酸化防止剤」と呼ばれますが、基本的な働きは一緒です。国内メ… 続きを読む 第10回: 老化防止剤とは?
第9回: カーボンブラックとは?
カーボンブラックとは? カーボンブラックとはゴムという材料で欠かすことのできない粉体の補強材です。世の中に数あるゴム製品で黒い製品があれば、それにはこのカーボンブラックが入っています。 カーボンブラックは油を意図的に不完… 続きを読む 第9回: カーボンブラックとは?
第8回: 架橋(加硫)とは?
架橋とは? 架橋とは読んで字のごとく「橋を架けること」ですが、ゴムでは「ポリマーの主鎖同士を結合させること」を指しています。私たちがよく知っているゴムが伸びたり縮んだりするのは基本的にこの架橋が行われているからです。 こ… 続きを読む 第8回: 架橋(加硫)とは?
第7回: 加硫曲線とは?
加硫曲線とは? 加硫曲線というのは文字通り、そのゴム材料が加熱架橋される際の挙動を示したグラフになります。 ゴムの架橋というのは一般的に150~200℃くらいで行われることが多いのですが、どのようなゴム製品を作るかでゴム… 続きを読む 第7回: 加硫曲線とは?
第6回: ゴム硬度とは?
硬度とは? 文字通り「硬さ」の指標です。多くの人が思いつきやすいのは鉱物や宝石で用いられる「モース硬度」でしょうか。これは引っかき傷のつきにくさ(つきやすさ)の指標になる硬度で、「ダイヤモンドはモース硬度10」などは有名… 続きを読む 第6回: ゴム硬度とは?
第5回: ムーニースコーチとは?
ムーニースコーチとは? ムーニースコーチとは 「ムーニー粘度測定機で測定できる未加硫ゴムの貯蔵安定性の指標」 になります。B練りの未加硫ゴムは加硫促進剤や加硫剤が配合されているため、高温多湿環境に置いておくとゆっくり部分… 続きを読む 第5回: ムーニースコーチとは?
第4回: ムーニー粘度とは?
ムーニー粘度とは? ゴムという材料は学術的には「粘弾性体」と呼ばれる「粘性」と「弾性」の両方の性質を併せ持ったもの、極端に言えば「液体」と「固体」の両方の性質を持ったものになります。特に架橋される前の未加硫ゴムは、配合に… 続きを読む 第4回: ムーニー粘度とは?