新しくお迎えした宝石ルースはサファイア!

私の数ある趣味の一つに「宝石」があります。

特にレアストーンが好物で、シルバーアクセサリーに加工してもらったものもあるし、ルースで持っているものもあります。

こちらはリングにベニトアイト、グランディディエライト、デマントイドガーネット、バングルにはレッドベリル、アウイナイトを使った私のお気に入りアイテムです。

一昨年ぐらいまではちょいちょいミネラルショーなどにも行っていたのですが、新型コロナのせいで開催自体がなくなったり、開催されてもお目当ての店が出展しいなかったり、そもそもチケットの事前申請を忘れていたり、なんてことで去年からは全然行けておりませんでした。

そんな中、ふと手持ちのルースを眺めていたら「もっといろんな宝石を生で見たい欲」が爆発して、昨日宝石店に突撃してきました。

訪れたのは上野・御徒町にあるスリランカ産の宝石を扱うCeylon Gems Japanさんです。

実はこのお店では一昨年の東京ミネラルショーでブルームーンストーンを購入していました。

今ではMad Graffitiのバージンマリープレイリングに加工してもらっています。

スリランカと言えば様々な宝石が産出する有名地ですが、中でも質が良くて有名なのはムーンストーンとサファイアです。

サファイアというとブルーカラーを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実はかなりカラーバリエーションが豊富で、ピンク、イエロー、オレンジ、カラーレス(無色)など様々なものがあります。
赤みが強いピンクサファイアになると「これはルビーでは?」とか、カラーレスサファイアだと「(テリや輝きは全然違うけど)トパーズでは?」なんて感じにもなったりしますが……

なお、サファイアの一般的な産地のランクは

カシミール>ミャンマー>スリランカ>>オーストラリア

という感じです。

カシミールはインド北部、パキスタンとの国境付近にある山岳地帯ですが、ここのサファイアは今や希少すぎてめったにみることはないと思います。
なので良質なサファイアは、ミャンマー産かスリランカ産かで選ぶような感じでしょう。

今回訪問したCeylon Gems Japanさんもなかなか良質なサファイアを数多く揃えています。

まぁ今回はそんなに買うつもりはなく、買うにしてもそんなに予算をかけるつもりはなかったのですが…

こういうときって大抵、買ってしまうし、予算もオーバーするんですよね…(ノ∀`)

というわけでこちらが購入してしまったものになります。

宝石の写真って、自分で撮ろうとすると全然綺麗に撮れないですね…(´・∀・`)

バイカラーサファイアです。

文字通り、カットされた中に2色以上色が混じっているようなサファイアになりますが……
一目見て「あ、色の入り方とバランスが好き…」となりました。

この写真では全く伝わらないのですが、肉眼で見ると左上から右下に向かってややカーブしたような対角線を境に色が分かれている感じです。
日宝の鑑別ではブルー・グリーンとなっていますが、私の目だとブルー・イエローグリーンという感じでしょうか。

よく見るようなバイカラーサファイアは縦長のカットに対して真横で半々に色が分かれているものが多いのですが、この斜めにほぼ同じくらいの比率で分かれているのにやられました。しかも非加熱です。

いやぁ、うっかりいい買い物をしてしまいましたね……
他にも気になる子たちがいたので、また訪ねたいです。

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作者: 液体窒素(えきちー)

某化学系企業に勤める高分子系の材料開発屋。 大学での専攻は有機合成化学。卒業後、2012年から約7年、ゴム材料の品証、開発、製造などに従事。その後、粘着剤に関わり、現在は接着剤の開発を行っています。 副業はアズールレーンの指揮官。 趣味は文房具、宝石、シルバーアクセサリーなど

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